2020-03-13

ブルーベリー鉢植えブログをはじめてみた理由

家にはサザンハイブッシュ系のブルーベリーが3つあります。知ったかぶりをすると「1系統3品種」です。3つとも鉢植えの状態で簡単に栽培できることを意識しています。

それぞれのブルーベリーを紹介していきますと、次のような違いがあります。

1系統3品種

1系統3品種

(1)シャープブルー

2019年5月に実がついた状態で近くの花屋さんにて購入しました。何も知らない素人なのでブルーベリーの実がついているのがうれしくて迷うことなく購入。購入したときに花屋さんで植替えてもらい鉢のサイズを大きめ(たぶん8~9号くらい)にしたのが良かったのか、7月~8月にかけて収穫を楽しむことができました。

収穫が終わった後は追肥をして、そのまま屋外で管理。冬の訪れとともに葉が落ちていき、年が明けて1月に枝の剪定を実施。2月の終わりごろから花芽が膨らみはじめ、葉芽も大きくなってきました。

(2)ミスティー

2020年3月に花芽が2~3ついた状態で購入しました。おそらく2年生か3年生。自分で植替えてみようと思ったので、7~8号くらいのプラ鉢を購入し植替え。その後は特に剪定もせず、花芽もそのままの状態で栽培中。

(3)クーパー

このブログでメインに紹介していますブルーベリー。今年の3月に育苗ポットに入って売られていた苗です。苗の時点で花芽がついていましたので、かなり栄養分が与えられて育ったのだと思います。5号鉢くらいのプラ鉢へ植替えて花芽の剪定を行いました。

これら3つのブルーベリーを写真で見るとわかるのが、去年に実をつけ屋外で冬越しした樹(1)は、花芽の膨らみ方と葉芽の膨らみ方のバランスが良いということです。対して今年購入した樹(2)や苗(3)は、販売しやすいように花芽が多くついていますが葉芽はあまり育っていません。

冬越しした樹と3月に販売されている樹(苗)には、このような違いがあります。これって農家さんや花屋さん、花の問屋さんたちからすると「あたりまえ」のことなんでしょう。

だってわたしが去年購入した動機と同じように「実がついてる!」とか「花が咲きそう!」というのは、消費者心理をくすぐりますから農家さんや花屋さんとしては大切なポイントですから。

でも「ブルーベリーの育て方」に関する書籍やネットの情報を拝見すると、みなさん口をそろえて

  • 実が付いていないものを選ぼう
  • 花芽の少ないものにしよう
  • 花芽がついていたら剪定しよう

という話の結論になり、素人的な考えでいくと正直なところ「迷ってしまう」原因になっています。

そしてここで心理的な問題が起こります。というのも人は迷うと行動を起こしにくくなりますし、思い切ったことができにくくなります。最悪なのは「先延ばし」にしてしまうこともあります。

このような「迷い」という経験をわたしも去年からしましたので、このブログではできるだけ迷いを減らしてもらえるよう

  • こんな方法でも意外に大丈夫
  • 購入時に花芽がついていても楽しめている
  • 花芽を剪定したほうがやっぱり良かった

というような実体験の話を紹介していきたいと思っています。

わたしたち素人はブルーベリーで儲けることが目的ではありませんから、「ちょっとくらい甘くなくても大きくなくても、収穫量が多くなくてもいいじゃない!」ってわたしは思っています。反対にどの程度までならブルーベリーが健康な状態で育ち、人間も一緒に収穫を楽しめるのか。

そんなことをブログで発信していければいいかなと考えてはじめてみました。

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